栄養たっぷり!ネトルのハーブふりかけで手軽に健康サポート
今日は、Aroma_HonokaのメディカルハーブのレッスンやWSで大人気だった、栄養たっぷりの「ネトルのハーブふりかけ」をご紹介します。
ハーブを上手に取り入れることで日々の食事に美味しく栄養をプラスできます。
今回のふりかけには、ネトルをはじめハイビスカスやローズヒップ、そしてごまと鰹節など、体に嬉しい食材を使っています。
まずは、ふりかけに使うそれぞれの素材の魅力をお伝えいたします。
主役はネトル、ミネラルたっぷりの健康ハーブです
主役のネトルはビタミンやミネラルが豊富に含まれるため、貧血気味の方や疲れやすい方には特におすすめのハーブです。
また、浄血ハーブとも呼ばれ、アレルギー症状を和らげる効果も期待できます。
ドイツなどでは、春先のアレルギーやニキビ、蕁麻疹の予防や体質改善を目的に、春季療法としてネトルを取り入れます。
春季療法は、冬に蓄積しやすい老廃物や毒素を排泄して、春に起こりやすいアレルギーの症状を和らげようとするものですが、今の時期も、夏の疲れを解消して冬に向けて体を整えるデトックスの一環として活用できそうです。
ミネラル豊富なネトルは、海苔のような風味も特徴的なので、ふりかけとして活用することで日常的に手軽に栄養を摂取できるだけでなく、体調管理にも役立てることができます。
ハイビスカスとローズヒップで彩りと風味をプラスします
ふりかけに彩りと風味を加えてくれるのが、ハイビスカスとローズヒップです。
ハイビスカスは植物酸を多く含み、美肌効果や疲労回復が期待できるハーブです。
酸味が特徴的で、ふりかけに入れると程よい爽やかさを与えてくれます。私がこのふりかけでハイビスカスに期待するのは、すっぱい梅干し感です(笑)。
ローズヒップは、ビタミンCの豊富なハーブです。ビタミンCは免疫力を高めるだけでなく、コラーゲン生成を促し、肌のハリや弾力を保つのに役立ちます。
また、ローズヒップは腸内環境を整え、便秘の予防にも良い影響を与えてくれますので、美容をサポートしてくれる嬉しい効果満載のハーブです。
ほんのりとした酸味がネトルの味と調和して、ふりかけ全体のバランスを引き締めてくれます。
鰹節とごまでうま味と栄養をプラスします
ふりかけの定番である鰹節は、うま味成分であるイノシン酸を豊富に含んでいます。
イノシン酸は食材の味を引き立てるだけでなく、疲労回復効果も期待できる栄養素です。
さらに、鰹節は高タンパクで低脂肪、健康的な食材ですので、ふりかけに加えることで手軽にタンパク質を補うことができます。
ごまは、栄養価の高いスーパーフードとして知られていますが、特に、抗酸化作用のあるセサミンが含まれており、細胞の老化を防ぐ役割を果たします。
ごまを加えることで香ばしさが広がり、ふりかけ全体の味わいをさらに深めてくれます。
桜えびと塩が風味を引き立てるアクセントになります
そして、レシピにはアクセントとして桜えびを少し加えています。
えびの風味が全体の味わいにほんのりとした海の香りを添えてくれます。
最後に、塩を1gだけ加えることで全体の味が引き締まります。
このレシピでは塩は控えめに使っていますので、塩加減はお好みで調整してください。
手軽に栄養!ハーブふりかけのレシピ
このハーブふりかけは、美味しくて栄養価もとても高いのに、ただ混ぜて擦るだけ。
毎日の食事に手軽に取り入れることができますから、おにぎりにかけたり、サラダに振りかけたり、ご自身のアイデアで様々な料理に使ってみてください。
材料
ネトル 3g
ハイビスカス 0.5g
ローズヒップ 0.5g
鰹節 2g
ごま 1g
えび 0.5g
塩 1g
作り方
1 ごま以外の材料を計量して、ごますりの要領で材料を粉砕して混ぜます。(電動ミル等を使用すると時間短縮できます)
2 ごまを加えます。
3 容器に移して完成です。
健康をサポートしながら、秋の白いご飯を美味しく楽しめるハーブふりかけです。ぜひお試しください。