のどに違和感を感じたらアロマで早めのお手当を
風邪のひきはじめに喉の違和感を感じたことはありませんか?
私の場合、この初期症状を放っておくと、鼻水や咳へと悪化して体全体の不調につながってしまいます。
お薬を飲むほどではないけれど、この違和感は解消したい。そんな時にはアロマやハーブの力を取り入れて、早めのお手当をしてみてはいかがでしょうか。
私が実践している、とにかく手早くできるのに効果的なセルフケアをご紹介します。
精油を閉じ込めたサプリでケア
オレガノカプセル
お水で飲みこむだけの簡単セルフケアですが、私が健康管理のお守りのように活用しているのがこのオレガノカプセルです。
オレガノ精油は、強力な抗菌・抗酸化作用で免疫を刺激して、呼吸器や消化器の健康をサポートしてくれる精油です。
ただし、その作用が強力すぎて、皮膚刺激を引き起こすことがあり、取り扱いに少し注意が必要です。
私もレッスン中に原液が皮膚についてしまい、赤く腫れてしまったことも何度か・・・。
でも、精油サプリなら、オレガノの強力な効果を手軽に摂取できて安全に体内から健康をサポートしてくれます。
食品として市販されているサプリではありますが、私は長期の常用は避けて、喉に違和感を感じた時や、心身の元気のなさを実感したとき、旅行や慣れない場所で食事をするときなどにピンポイントで服用しています。
10年ほど前までは喘息の吸入薬を持ち歩いていた私ですが、今は早めのケアの効果でしょうか、発作に悩まされることもなくなり、お薬を持ち歩くことからも解放されています。
アロマフォースグミ
もうひとつ、飲み込むだけの簡単ケアは、グミです。
レモンやユーカリ、タイムやマンダリンなどの精油が1.2%の濃度で配合されていて、美味しく喉をケアすることができます。
オレガノカプセルは、ハーバルすぎる後味が気になる方もいるかもしれませんが、こちらのグミは美味しく気軽にケアできるのがいいところです。
香りの蒸気で喉を潤すアロマスチーム
蒸気吸入は喉の違和感にはとてもおすすめのセルフケアです。
特別な器材がなくても、お湯と洗面器とバスタオル、そしてお好みの精油があれば、十分に潤すことができます。
①洗面器やボウルにお湯をはる
②お好みの精油を1滴~2滴垂らす
③バスタオルを被って蒸気を吸い込む
この3ステップで、少しの違和感であればすぐに解消できてしまいます。
ポイントはバスタオルです。
見た目は少し怪しげになってしまいますが、バスタオルで覆うのと覆わないのとでは潤いが違いますので、大きめのバスタオルの用意をおすすめします。
ただし、蒸気吸入には注意点も3点。
①目は閉じて行いましょう
②咳の症状がある時には控えましょう
③熱湯の扱いに注意しましょう
この3点にはご注意ください。
蒸気吸入のおすすめポイントは、喉だけでなくお肌も潤してくれるということです。
特に空気が乾燥した寒い季節には、お肌もかさかさと固くなってしまいがちですが、このフェイシャルスチームで潤すと、お化粧品の浸透が良くなるのを感じます。
滑らかさが心地よいとろみのハーブティー
喉の違和感におすすめなのが、マロウブルーのブレンドティーです。
マロウブルーのブレンドティーは、少しのはちみつで甘さを加えることで、100%優しさでできているような味わいになります。
私は鎮静ハーブのジャーマンカモミールとブレンドすることが多いのですが、マロウブルーを多めにすることがポイントです。
マロウブルーは、粘液質が特徴のハーブです。水分を保持する能力が高くて喉や粘膜をしっかりと潤してくれますので、私たちの喉を乾燥や刺激から守ってくれます。
そして、ハーブティーにとろみを加えてくれるので、マロウブルーのハーブティーは滑らかで心地よい飲み心地になります。
喉の違和感だけでなく、胃の痛みを感じるときにも、とろみ成分が消化をサポートとしてくれまのでおすすめです。
翌朝にはすっかり回復、はちみつとティートリー
最後に、ティースプーン1杯の非加熱はちみつとティートゥリー精油1滴でのケアをご紹介します。
雑貨である精油を口に入れることは、原則、おすすめしていませんが、メディカルアロマテラピーを学び、効果もリスクも理解されている方に、私が一番の効果を感じているケア方法をお伝えします。
小さじ1杯のはちみつに、ティートゥリーを1滴垂らしてよく混ぜてから舌下に流してゆっくりと飲み込む。
これだけで、翌朝に喉の違和感を持ち越したことはありません。
と言い切れるくらいに、私にとってはよく効くケア方法です。
メディカルアロマやハーブなどの自然療法は、丁寧に時間をかけるイメージがありますが、まずは簡単でお手軽なケアから始めてみてはいかがでしょうか。
体に優しいお手当ては、このように日常生活に簡単に取り入れられます。ぜひお試しください。