「守る」と「整える」抗酸化ケア。嗅覚反応分析で始める私らしい夏の対策

夏の抗酸化ケア

夏の日差しが強くなってきました。

肌や髪だけでなく、実は体の内側にもじわじわと影響を与えているのが、紫外線による「酸化ストレス」です。
紫外線を浴びることで体内に発生する活性酸素は、シミ・シワ・たるみなどの老化の一因といわれています。

「外側のケアはしているのに、肌や髪の調子がいまひとつ…」
そんなふうに感じることはありませんか?

この季節こそ、外側からのケアだけでなく、体の内側から整えることも大切にしたいものです。

目次

抗酸化ケアの主役、ビタミンEとビタミンC

そこで注目したいのが、抗酸化ビタミンとも呼ばれるビタミンEとビタミンCです。

どちらも活性酸素に対抗する大切な栄養素ですが、実は役割や働くタイミングが少し違うのです。

まずビタミンEは、脂に溶ける「脂溶性ビタミン」。
細胞膜や皮膚など、脂質の多い部分にとどまって酸化から守る”盾”のような存在です。
特に紫外線が強くなる日中に備える栄養素として、朝のうちにしっかり補っておきたいビタミンです。

一方のビタミンCは、水に溶ける「水溶性ビタミン」。
体内を巡りながら余分な活性酸素を中和し、ダメージの修復をサポートする“お掃除役”です。
体に蓄えておくことが難しく、こまめに補う必要がありますが、こちらは、日中に受けた紫外線などの影響から回復させる時間帯に意識して摂りたい栄養素といえるでしょう。

食べ方の工夫で自然なケアを

たとえば、朝の食事では、アーモンド、アボカド、オリーブオイルなどを取り入れて、ビタミンEを補うのがおすすめです。
一日の始まりに“守りのケア”をすることで、紫外線や外気によるダメージに備えることができます。

そして夜は、キウイ、パプリカ、ブロッコリーなどの野菜やフルーツからビタミンCを。
夕食や夜の軽食で無理なく摂ることで、日中に受けたダメージを内側から整える“回復ケア”になります。

このように、朝はビタミンEで守り、夜はビタミンCで整える。
食事で自然に摂れる量、そして時間帯に合った摂り方を意識することで、無理のない形でセルフケアができます。

特に夏は「日焼け止めを塗る」など外側のケアに意識が向きがちですが、内側からのケアを整えることで、より本質的な美しさや健康を保ちやすくなります。

そしてこの選び方やタイミングも、嗅覚反応分析を使えば自分に必要なケアが自然とわかるようになるのです。

嗅覚反応分析でわかる、体と心に必要なもの

嗅覚反応分析では、ビタミンEは午前の時間帯に必要な栄養素とされています。
私たちが活動を始め、紫外線や外気の刺激を受けやすくなる時間帯に「守る力」を補っておくことが、健やかな一日を支える準備になります。

そしてビタミンCは、夕方から夜におすすめの栄養素。
日中の活動で生まれた酸化ダメージをリセットし、体を整えるための“回復のケア”に役立ちます。

このように、体のリズムに合わせて栄養を選ぶことも、嗅覚反応分析では自然に導き出すことができます。

嗅覚反応分析は、単に「精油を選ぶためのツール」ではありません。
香りを使って今の自分の心と体の状態を知り、必要な栄養・運動・休息・思考のバランスを整える、とても実践的なセルフケアの方法です。

「今の私に足りないものは何だろう?」
それがわかるようになると、健康や美容に関する情報に振り回されず、自分に合った選択ができるようになります。

抗酸化ケアも、むずかしく考える必要はありません。
少しだけ時間帯や食べるものに意識を向けて、自分の体にやさしく手をかけてあげること。

それが、毎日をもっと気持ちよく、自分らしく過ごすためのシンプルで確かな一歩になります。

アロマとともに学ぶ、自分軸の整え方

年齢を重ねるほど、肌や髪の修復は少しずつゆるやかになっていきます。
だからこそ、「守ること」に加えて「整えること」が、これからの私たちにとって大切なケアの視点になります。

紫外線に負けない体づくりは、外側だけでなく内側からも。
毎日の食事や香りの選び方を少し工夫するだけで、体のリズムに合った自然なケアが始められます。

当教室では、嗅覚反応分析を体験しながら、アロマや栄養の知識を暮らしに活かす方法をお伝えしています。
「自分に合うケアって何だろう?」
「もっと心地よく整えたい」
そんなふうに感じたら、ぜひ一度、ご体験ください。

嗅覚反応分析士入門講座

嗅覚反応分析士入門講座では、6時間かけて嗅覚反応分析の理論の基になったアロマテラピーの基礎を学びながら、今の自分をよく知ることができます。

あなた自身の“今”に合ったセルフケアを、一緒に見つけていきましょう。

ご興味がありましたら、お気軽にお問合せください。

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